発達障害者で精神障害者の私と20才年上の兼業主夫の彼氏【短編実話】
北海道で長年過ごしていたが、いじめられていた記憶しか無い。


小学生になってもいじめられ続けて

「医者の娘のくせに」


「デブ」


「ブス」


「学校来るなよ」

ギャハハハハハハ

なにが面白いのか罵倒して爆笑するクラスの奴等。


みんな消えて無くなればいいのに。

毎日泣きながら帰宅していた。


父親や母親に相談しても、いじめは無くならなかった。


小学3年生の時に、思い詰めた私は、 実家の二階にある子供部屋の天井にある、父親が合気道の練習のためにサンドバッグを、ぶらさげるためのフックがあり、そこに縄跳びのロープをテレビで見た死刑囚の真似をし 首吊り自殺しようとした。


しかし母親に、見つかり


「死ぬなら死ねば」


と言われて悔しくて悲しくて、死ねなかった……。


あの時に、死んでいたら楽になれていたかもしれない。


母親に止めて欲しかった私には、ショックでしかなかった。


私なんか生まれてこなければよかったのに…………。

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