愛を知らない少女

「え、だって中学生になったんだし、少しはしてみたいじゃーん」

そう言うつぐみの顔は、チーク着け過ぎ

しかも付け睫がずれてて

化け物みたいなことになっている

「ちょっと1回落としてきた方がいいんじゃない?」

あたしがそう言うと渋々水道台に走っていった

メイクするならもっと綺麗にやりなよ…

そんなことを考えていると、小さい頃お母さんの化粧品をいじって全部お粗末なことにしてしまったのを思い出した

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