先生に囚われて
「こっちが理一で、こっちの金髪が那鶴だ」

そう言ってそれぞれを紹介する。

そして近くに来た歌の頭をぽんぽんと撫でながら、二人に歌が見えるように身体をずらした。


「歌だ。8歳下で小2。俺の可愛い妹みたいなやつ」

「妹じゃねえのか」

俺の言葉に理一が頷きながら歌に視線を合わせるように腰を落とす。


「歌、よろしくな」

「あ!俺も俺も!歌よろしく〜!なっちゃんて呼んで〜」

「なっちゃん……?」

「ぐはっ……、やられた。やべぇ可愛いすぎる……」

那鶴がバカみたいに歌にデレデレの猫なで声で話しかけて、一人で悶えていた。


「よ、よし……、次は理一も呼ばせよう。歌〜、こっちの恐い顔のお兄ちゃんはりぃ君って呼んであげて〜」

そう言って那鶴が理一を指差しながら歌に笑いかけると、歌は理一の顔をジッと見てから笑顔を向けた。


「りぃ君!歌と髪の毛が同じ色だねー!」


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