BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
浴槽にもたれ掛かって泣いてるあたしの頭の上から弘さんの声が聞こえてきた。





「心配かけたな」


「…っ…うぅ…ぅ……」




あたしは子どもみたいに声をあげて泣いた。



人前でここまで泣くのは久しぶりな気がする。



泣いてもこんなに声をあげて泣いてなかった。



弘さんは泣いてるあたしを後ろから抱きしめてきた。




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