BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
沢木組長が帰ったあともあたしは動けずにしばらくカフェにいた。



一口も口をつけていないコーヒーを眺めながら、涙が流れそうになった。



自分の過去を思うと悔しくてならない。



自分の人生を思うと呪ってしまいそうになる。





「雪乃さん?」






振り向くとあたしの後ろにはタクさんがいた。






< 193 / 285 >

この作品をシェア

pagetop