君サンタ
綿雪














「雪ちゃんはどんな雪が一番好きかな?」










ぼんやりした記憶の片隅で







赤い服を着た白いひげのおじいさんが私にそう言った





私は




「ぼた雪」






と答えた










おじいさんは






「じゃあ君の大切な日には綿雪を降らしてあげよう」







と言った







「わた雪?ぼた雪だよ?」







「ぼた雪は



綿雪、ボタン雪って言ったりもするんだよ」









「わたあめみたいだから!?」










「はは。そうだね」















気がついたら朝だった









「ゆ……め………??」








最近は変な夢ばっかみるけど






今日と10日前の15日に見た夢は特別……








ってそういえば今日はクリスマス;;;









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