君へ、、、。
こんな、私でも

「今日ね~亮君と話せちゃったよ~!!」

「最近2人いい感じじゃん♪
 付き合っちゃえば??」

「え~??無理だよォ!!あ、真由は??
 好きな人いないの??」

「わ、わたし、、、??」

「あ、真由の話って聞いたことない!!
 どうなのさ~。」

「いないよ!!全然、、、。」

「え~そうなの??じゃあ、出来たら
 いってね??」

「うん。」

「じゃあ、お開きにしますか!!」




これが私たちの放課後の日課。
恋バナを学校のベンチで話す。
もちろん、友達の。

私には好きな人いないから・・・。

でも、いつか現れたらいいな
って思いながら帰る。


後ろからダッシュで
誰かが走ってくる音がした。

その人は、私の前で止まる。

「なんで先帰っちゃうのさ~!!
 まあ、今日は部活終わるの
 遅かったけどさぁ、、、。」
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