年下君の甘い誘惑

俺のものです 雅人side







"心配かけて、ごめんね"

"ちょっと色々とね"




…………さっきの電話
未来先輩の様子がどうも変だった




早く未来先輩んとこ行かなきゃ





俺は駅から公園まで、全速力で走った




…………確か公園ってこの辺だったはず




辺りを見回してると、公園らしきものが




…………お、あれか?






公園の入口まで行くと、未来先輩の姿が見えた




けど、未来先輩の他に誰かいる



俺は公園の入口から、向こうにばれないように目を凝らした




………………あれ?
未来先輩の横にいるのって



………………男?





「誰だよ、あいつ。」







すると、



未来先輩に男の顔が近付く



…………おいおい、待てよ



…………もしかして




その瞬間、俺の予想も虚しく



二人はキスした





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