年下君の甘い誘惑







…………なんで嘘つくの?




…………紅林となんかあるの?




…………なんで、あたしに何も言ってくれないの?






聞きたいことは沢山あったけど、あたしだって坂石雅人のことを何も言ってないから責める権利はない





だから、何も言えない
モヤモヤした気持ちはしまって龍に笑顔を向ける






「やっぱり、土曜日は夜から泊まりにいくよ。」





龍なら、いつか話してくれる





もし龍が話してくれたなら、あたしも坂石雅人のことを話せばいい





「まじか。じゃあ2年ってことで20回ヤろ!」



「馬鹿でしょ。」





だから、今は余計なことは考えないでいいや




「未来、大好き。」




「あたしも。」




この幸せを離したくないから




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