キミと出逢ったクリスマス

『ねぇ、そこの子っ!1人で何やってるの?』

肩をトントンと叩かれて振り返ると、

なんともチャラそうな男子数人がいた。

『クリスマスに1人って嫌だよね?』

『俺たちと一緒に過ごさない?』

『気持ちよくしてあげるからさ♪』

「…すみません。私そういうのは興味ないんで…。」

足早に立ち去ろうとするけど、

腕を掴まれた。

「ちょっと…。」

『いいじゃん。1人なんでしょ?怖くないからさ。』

「本当にやめてくださいっ!」

『ふ~ん。そういう態度取っていいと思ってんの?』

『黙ってついてこいよ。』

ヤバイ…このままじゃ…

全身に寒気が来る。

誰か、助けてっ!
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