あなたと私の秘密
出会い
「おはよ~!鞠~!」

向こうから親友の幸が手を振って走ってくる
いつも一緒に登校してるから、仲いいんだよね
「おはよっ!」
「鞠!聞いて~!!!」
はぁ・・・いつも幸はハイテンションなんだから・・・。

「何?」
「昨日、テレビでね!襲馬くん出ててね~!!かっこよかった~!」
「そっか~!私は、見そこねた・・・」
「えぇ~!残念一緒に盛り上がろうと思ったのに!」
「うん・・・ごめんよ~」
てか、本当は襲馬っていう人にあんま興味ないし・・・。

「いいよ~!次は見るか!」
「うん」
っていう話を15分くらい話してると
高校についちゃうんだよね・・・。

幸とは同じクラスで、席も近い。
授業中に手紙回しとかして1日が過ぎるんだよね・・・

んで、今も手紙回ししてる途中。
『DEAR鞠 やっほ~!今度、東京一緒に行かない?』
『DEAR幸 いいよ!明日は?学校休みだし!』
『DEAR鞠 OK~!明日9時に駅前集合!』
『DEAR幸 わかった』

 キーンコーンカーンコーン
帰りのチャイムだ!帰ろっと!


ガチャッ
「ただいま・・・」
家には誰もいないんだっけ・・・。
いつも、親は帰って来るの遅いし、風呂入って寝よ


ジリジリジリ
「・・・やばっ!もう、こんな時間!」
早く着替えないと・・・!


「鞠、遅~い!!」
「ごめんよ~」
「しょうがないな~ 早く行くよ!電車行っちゃう!」
「うん!」
なんとか乗れた~!
眠くなっちゃた・・・少し寝よっと




「鞠~!降りるよ~」
「・・・え?もぅ?分かった~」

「わぁ~!鞠!!人がいっぱいだよ~~!!」
「すごいね・・・」
私はボーっとしていた

「あれ??」








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