風が吹いたとき
夏の風
遠足では、結局、雄也には告らなかった。


亜子ちゃんという、女子が雄也に告ったらしい。


「雄也、私好きなの。雄也のことが・・・。」



「ごめん。俺好きな人いるから。」

って断られたって。

誰なんだろう・・・。


いるなら、、一のほうに行こうかな・・・。


次の行事は体育祭・・・。


あぁもう、次から次へと行事が//


少し休憩させてよ!!!!!



私の親友、奈津歩(ナツホ)


一番私のことをわかってくれる。


けど、奈津歩にも言えない、想いだった。


~6月28日~


朝、学校へ向かおうと、マンションを出た。

雄也が塀に座っていた。


「おはよう。」


一応挨拶した。


「う、うぃっす・・・。」

顔が赤かった。


「好き…です…」

え、え、ちょっとまて。


私、何いってんの?!!?!?!?


ちょっとまってよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


「俺も!!付き合ってください!!!」


うぉぃ!!勝手に話進めんなよ~~~~!!!



となって、付き合うことになってしまった。


まだ、断ち切ってないのに。一への想いを…。


そのとき吹いた風は夏らしく弱かった。

振り向いても、一はいなくて、雄也がいた…。
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