人魚の初恋
第二話
「ん…」


ここどこ……


「目、覚めた?」


優斗!!
何でここに…


「は、はい…」


「どこも…痛くない?
今日の朝、海辺に行ったら全身びしょ濡れで倒れてたから、ここまで運んできたんだけど…」


そうだったんだ…


「ありがとうございます…。
もう、大丈夫です!」


「なら良かった…。君、名前は?」


「水沢 美亜…」





< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop