強欲な女
病院へ電話したら朝一で手術してくれることになった。



「本当に一人で大丈夫かい?」



おばあちゃんが心配そうに言った。



「大丈夫だよ。おばあちゃんありが………。」



『リリリリリ…』



電話の音が鳴り響いた。



「朝から誰だろね?」



と言いながらおばあちゃんは電話のある居間へと行った。



「真美ちゃん私も今日は一緒に行ってあげれなくてごめんね。」



「そんなの全然気にしないで下さい。いってきます。」



私はおばあちゃんの家を出て病院へと向かった。



(ごめん…………本当にごめんね。)



私はお腹にそっと手を当て何回も何回も謝った。



「小塚真美さんどうぞ。」



これでこの子ともお別れ………。



私は涙を拭い手術室へと入った。



「麻酔しますから一緒に数を数えて下さい。」



「1、2、3………。」



数え始めてすぐ意識が遠退いて行った。




また何年後かに……私のお腹に戻ってきてね………。













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