明日も、キミに恋をする。

―チュン チュン…




窓の外で鳥が鳴いてる。


薄目を開けると、カーテンの隙間から太陽の光がこぼれている。



…今、何時やろ?



俺は頭の上に置いてあるスマホに手を伸ばす。

時間をみるとまだ7時前だった。






昨夜はあの後、しばらく眠れなかった。


こっそり部屋に戻った時、ミヤモはすでにベッドの上でうつ伏せに寝ていた。



俺は床にひいてある布団の上に大の字になった。



脳みそが覚醒して、寝られへん…





瞳を閉じると、さっきまで一緒にいた優の優しい顔が浮かぶ。


俺……今日、最高に頑張った。

誰か俺をほめてくれ~





まぁ、一度はパニクってはぐらかしてしもたけど…


でも、やっぱそれじゃアカンって思って、勇気を振り絞った。





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