明日も、キミに恋をする。
優はみるみる間に赤くなる。




「あ…そうだよね」

「うん」

「私も思ってたんだけど…」

「うん、わかってるで」




真っ赤になって困ってる優に、俺は優しく微笑んで待つ。




「そっか、ありがとう。だ…大輔…くん」




優はついに大輔くんと言った。

俺は思わず笑う。




「大輔くんかい!」

「うん。呼び捨てはやっぱり…だめかな?」






優らしい。



俺は“大輔”って呼んで欲しいと思ってたけど

“大輔くん”って呼ばれてみて



優らしい大輔くんって呼び方の方が嬉しいと思った。




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