明日も、キミに恋をする。
俺は今日、クラスで遊園地に来てる。

もちろん優も来てる!



クラスの企画やから、俺は今クラスのヤツらとアトラクション乗ったりして遊んでるねんけど…。




でも昼からは、優とも遊園地まわりたいなって思ってる。



お化け屋敷は外されへんな…

観覧車も乗りたいなぁ…





そんな俺の元に、愛が走ってやって来る。

最初はミヤモに会いに来たんかと思ったけど、なぜか俺を呼ぶ愛。




「大輔~っ!やっと見つけた!さっきな、優ちゃん体調悪いって帰ってん。顔がめっちゃ真っ青で…大輔に伝えとこうと思って…」


「え?まじで?なんで俺に連絡くれんの」

「いやそう言ったんやけど、ひとりが良いって…」




俺と愛のやりとりに、一緒にアトラクションを回っていた犬山要こと、犬っちが寄ってくる。



「大輔…ちょっと話がある……」




犬っちが真剣な顔で俺の腕を掴む。

俺と犬っちはふたりきりになった。




「実はさっき美佳が……」




犬っちは、さっき起きたらしい優とミカンの話を俺にした。





「は…それ…ほんま?」




俺は愕然とした。



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