明日も、キミに恋をする。
夕日を浴びた大輔くんの鼻先が、私の鼻先に触れる。





大輔くん…


睫毛が長いね。

やっぱりキリンさんみたい。






伏せていた瞳をあげると、大輔くんと目が合う…。



目の前にある大輔くんの熱い視線に

クラクラする。






大輔くんは両手で優しく私の頬を包みこむ。





「優……恥ずかしいから目、閉じて…」





大輔くんがためらいがちに言う。


私は目をつぶった。




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