明日も、キミに恋をする。
「えー?でもバク宙する大輔見て、カッコいいとか思ったんやろぉ?」


愛ちゃんは首をかしげる。




「う、うん」

すごくてカッコよくて、思わず拍手しちゃったよ。




「うちなら、いきなりバク宙かましよってコイツ大丈夫か?って思う。カッコつけてんの見て、引くか……まぁ相手が大輔ならツッコミいれるな」


陽子ちゃんが手でツッコむ真似をしながら笑う。




「いやいや…!あの場にいたら二人も分かるよ~!」

「わからんわからん!」

「うちも分からん!しかも思い出してそんな風にニヤニヤもせん!」




二人にツッコまれて、私は熱くなる頬に手を当てる。




「二、ニヤニヤなんてしてないよ…」

「あほ!今日一日中、ニヤニヤしてたわ!」




陽子ちゃんが笑いながら、あたしに優しくデコピンをする。





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