明日も、キミに恋をする。
私は言葉につまる。



木下君…



木下君に目をやると、公園の隅っこでひとりでしゃがみこんで、花火で地面を燃やして遊んでいる。




私は今までの木下君とのことを思い出す。








私、木下君が好き…

もっと仲良くしたい…









「……がんばる」


すごく不安だけど

がんばるよ。






「大丈夫!大輔はほんまに良いヤツやから。万が一なんか傷つけられたら、うちがしばいたる!」



私の不安な気持ちを見抜くように、陽子ちゃんは優しく励ましてくれる。

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