愛なんて知らない Ⅰ









だって赤ちゃんは・・・・




それはそれは

とても可愛い顔をしているけど





赤ちゃんは・・・・

目が蒼いのだ








「ねぇ、あなた・・・・」






「あぁ・・・・書物の子だ」





書物の子とは





『何百年に1度に産まれる子供

その子供は海のような蒼い目をしている

その子はいくつかの力を持つ 危険

決して産まれてはいけない呪われた子共・・・・』






それが今私は産んでしまったのだ

      呪われた子供を・・・・









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