愛なんて知らない Ⅰ












1時間くらい経ち痛みが柔らんできた








「ハア・・・ハア・・・・」








(体が焼け引き裂かれるような痛み

もう2度とこんな体験したくない)









私の背中に生えていた羽は

少しずつ消えていく







そして完全に消えた








「戻れた・・・・

早くここから出よう」





私は早足で研究所を出た







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