ごめんね。…そして、ありがとう。

一歩



まだ、暑い日差しが照りつける

9月1日 始業式。


教室に行くと、樹利はもう来ていた。

「おはよ。」

樹利に声をかけた。

樹利はすごくうれしそうな顔をしていた。


「おはよ、紗和。」

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