love2...★.。.:*
joy★.。.:*

午前2時過ぎの浜辺に

ふたりの足跡を刻んだり、

ちっちゃな公園のベンチに

一緒に座って星空を眺めたり、

わざと遠回りして帰ったり・・・、

幸せな思い出にはいつも

あなたの姿があったんだ。

笑った顔。怒った顔。照れた顔。

瞳を閉じれば嫌だって

あなたの顔が浮かぶのです。


「好き」

そんなたった一言で

大きな幸せを感じられた。

同じ気持ちでいられることは

当たり前なんかじゃない。

気づいたときには遅かった。

強がって強がって、

いつのまにかあなたは

あたしの隣からいなくなってた。

後悔しても、悔やんでも、

もう戻ってはこない、あなた。

あなたの特別になれて、

楽しかった。嬉しかった。

あの頃のあたし達の間には、

確かに愛は存在してたよね?

どこにいっちゃったんだろう。

あの頃の純粋な気持ちは。

人を愛そうと一生懸命な

あたしの姿は・・・。

素直にバイバイなんてできない。

だって、まだ引きずってる。

あなたはどうなんだろう?

もうあたしはあなたの中で、

過去の人になっちゃったの?

何でも言い合えたあの頃に

戻りたい。帰りたいよ。

あたしが素直になれていれば、

あなたは今もあたしの隣に

いてくれたのでしょうか??

あなたがあたしから離れた

理由はなんだったのでしょう?

二度と会えない、愛しい人。



joy★.。.:*



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