詩リレー集




どこからかきこえる音

ちいさくて
ちいさくて

今にも消えてしまいそうなその音は

だれかを探す
涙に濡れたの声

心の奥に潜む
あの日の僕が

偽りに満ちたこの僕を
探しているのだろうか

儚く寂しげな音が
喉を切るように叫ぶ

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