【長編】FOUR SEASONS
「綺麗…ねぇ。
まあ、お褒めの言葉と受け取っておくよ。
だが、そう言って笑っていられるも今のうちだな。
人を見かけで判断するものじゃないという事を身を持って知って貰ったほうが良さそうだな。」

そう言うとセルデュ先生はいきなり、あたしの口を塞いでいた生徒の腕を掴み捻り上げた。

余りに素早い行動に、その場にいた誰もが、何が起こったのか直ぐには理解できなかった。

痛みに顔を歪める男子生徒を押さえつけ、力を入れているようには見えない涼しい顔で更にその腕を締め上げていく。

仲間が助けようと手を出した時、先生は冷たく笑って軽くあしらった。


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