【長編】FOUR SEASONS
Summer 秘密
唇が離れた後も、俺たちはお互いに離れる事が出来なかった。

自然な流れでしてしまったキスとはいえ、俺と優華は付き合っているわけではない。
それでも優華は受け入れてくれた。

でも優華が俺を好きだといった訳でもなかったし、俺も確認した訳では無い。

やっぱりこの場で気持ちを聞いてみるべきなのかな。

自分に自信を持てるようになるまでは告白しないつもりだった。

それなのに、思わず唇が触れる瞬間に想いが溢れ出て好きだと言葉がこぼれてしまった。

呟くような小さな言葉だったけれど

優華には聞こえただろうか…。

優華の気持ちは分からなかったけれど俺は浮かれていた。

どっからどう見ても俺たちって恋人同士だよな♪

そう思うと心が軽くなり浮き立ってくる。

優華は俺の事どう思っているんだろう。

成り行きでキスしたこと、後悔したりしているんじゃないだろうか。



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