桜坂
そんなみんなの様子を見ながら1人で歩き始めた

今日はなにして帰ろ...

もう1人でいるのも、帰るのにも慣れてしまっていた
教室で1人でも本があるし帰るときも寄り道とかしてるから平気。
でももう何日学校でしゃべってないだろう

今日も声を出すことなく
終わってしまった

そう考えているうちに家につき 1つため息をはいて家にはいる

「ただいま...」
とても小さな声だった

「お帰り。学校どうだった?」

「うん....」

お母さんの言葉に1言だけかえして 自分の部屋にはいった
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