Door
1◇始まりのドア
―君は心の扉を開いて見せた
だけど私は君に『さよなら』したんだ


信じてしまったら
裏切られて傷ついてしまうから
誰も信じないほうがよかったのに…


どうしてあの時、私は信じることしか知らなかったんだろう。

『さよなら』
それはあの頃から私が強くなるために使う言葉なんだ。

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