ありがとう ~to.大切なあなたへ~ {完}
再開・・・
「ん・・・。」

何か、暖かいな・・・。

「起きたか??」

って。

何でベッドに寝てんの私ぃぃぃぃぃぃ!!!!
しかも、何故霧に抱きつかれながら、
霧の隣で寝てるんですか?

「羽湖が昨日泣きじゃくった後、
気持ち良さそうに寝てたからベッドまで運んだんだぜ?」

「えっ!!
ご、ごめん。
重かったでしょ?!」

「いや、案外軽かったwww」

お世辞ですよね・・・??
そりゃそーですよねっ!!

「昨日、寝言で『琉樹』って言ってたけど。。
そいつ誰??
彼氏……?」

琉樹の名前を口にしたとたん、霧がもの凄く真剣な瞳をした。
でも、何処か寂しそう??

「き……!!!」

いきなり、口を塞がれた。


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