僕らの時間〈4〉
私の入れる隙
私と藤原君は2年前まで付き合ってた。

藤原君は、いつも私ではない誰かを探しているようにみえた。

笑顔が死んでいた。

他の男の所へ行けば何かが変わると思っていたのに別れも、すんなりと承諾してくれた。

私の何処が好きだったの?

私の事、本当に好きだったの?

そんな事も聞けずに藤原君のマンションから飛び出していた。




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