義弟は甘々束縛彼氏


「咲!」


5分くらいしたら由里が息を切らして近付いて来た。


「何があったか知んないけど泣け!」


そう言って抱きしめてくれた。


その途端また目頭が熱くなって、私は子供みたいに声を上げて泣いた。


「由里、ありがと…」


「もう大丈夫…?」


「んっ」


笑顔を見せると由里はホッとしたのか私の横のブランコに座った。


「なんかあったの?」


< 39 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop