alternativeⅡ
「お前…!」
驚いたように妃を見つめる蒼真。
「恩を売りにきた訳じゃないのよ、気にしないで」
少し困ったような顔をして妃が笑う。
こんな事をしても、蒼真は嫌がるに決まっている。
だから誉めてもらおうと思って助けた訳ではない。
何より妃の実力では足手纏いになってしまうに決まっているのに。
なのに。
「何ていうか、こう…体が勝手に動いちゃった感じ?」
何とかその場を取り繕おうとする妃を。
「!」
蒼真はグイッと引き寄せ、自分と背中合わせの格好にした。
「離れるなよ、妃少尉。お前は自分の身を守る事だけに専念しろ」
「……了解」
拒絶されなかった。
それだけでも、妃には十分助けに来た甲斐があったと感じられた。
驚いたように妃を見つめる蒼真。
「恩を売りにきた訳じゃないのよ、気にしないで」
少し困ったような顔をして妃が笑う。
こんな事をしても、蒼真は嫌がるに決まっている。
だから誉めてもらおうと思って助けた訳ではない。
何より妃の実力では足手纏いになってしまうに決まっているのに。
なのに。
「何ていうか、こう…体が勝手に動いちゃった感じ?」
何とかその場を取り繕おうとする妃を。
「!」
蒼真はグイッと引き寄せ、自分と背中合わせの格好にした。
「離れるなよ、妃少尉。お前は自分の身を守る事だけに専念しろ」
「……了解」
拒絶されなかった。
それだけでも、妃には十分助けに来た甲斐があったと感じられた。