alternativeⅡ
マザーをそのままもう一回り大きくしたような姿。
その身長は10メートル近い。
最早SF映画に出てくる宇宙怪獣だ。
長い尻尾はそれ自体が大蛇のように蠢く。
無機質な、感情を感じさせない眼が、ギョロリとアレクセイ分隊を見つめた。
「コードネーム『グランドマザー』…」
妃が呟く。
「気をつけて…体躯に見合った怪力の持ち主よ…生命力もそれ相応にあると見ていいわ」
「…ぅきゅうっ…!」
卒倒しそうになるのを必死に堪え、シオンが軍刀を握り締める。
「恐怖心はポケットの奥にでもしまっておけ、シオン少尉」
蒼真が二刀をスラリと引き抜く。
「お前には期待している。残念だがか弱い女扱いはしてやれないぞ」
その横ではアレクセイが足場を確認していた。
彼の肢曲は、安定した足場を確保しなければ使えないのだ。
肢曲でグランドマザーの囮を買って出る。
アレクセイはそのつもりでいた。
その身長は10メートル近い。
最早SF映画に出てくる宇宙怪獣だ。
長い尻尾はそれ自体が大蛇のように蠢く。
無機質な、感情を感じさせない眼が、ギョロリとアレクセイ分隊を見つめた。
「コードネーム『グランドマザー』…」
妃が呟く。
「気をつけて…体躯に見合った怪力の持ち主よ…生命力もそれ相応にあると見ていいわ」
「…ぅきゅうっ…!」
卒倒しそうになるのを必死に堪え、シオンが軍刀を握り締める。
「恐怖心はポケットの奥にでもしまっておけ、シオン少尉」
蒼真が二刀をスラリと引き抜く。
「お前には期待している。残念だがか弱い女扱いはしてやれないぞ」
その横ではアレクセイが足場を確認していた。
彼の肢曲は、安定した足場を確保しなければ使えないのだ。
肢曲でグランドマザーの囮を買って出る。
アレクセイはそのつもりでいた。