好きじゃないんだったら…


ピンポーン


朝、翔が家にやってきた。


「はーい。

今行く!」


ガチャ


「おはよう、翔。」

「おはよう。」


冷たい冬の空気。

昨日泣いていた時の空気と一緒だ。


「ねぇ翔。」

「何?」

「手。」

「繋ぎたいの?」

「うん。」

「はい。」

ぎゅっ

これも…ただ彼女が欲しいから言ってるだけ?

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