恋するサンタクロース

交流と「また今度」

一歩店の外に出ると息が白く変わった。

濃紺の空から地上に、純白の雪がちらほらと舞い降りてきていた。

「おお、雪や! 雪降っとるで!」

黒の手袋に白の結晶を受けつつ長門がはしゃぐ。

エレナも雪は久々に見る。
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