私が君を好きな理由。
がんばれ、自分。





「中山、おはよう」





「…おはよう、小島君」








時々私は彼が私の気持ちに気付いているのではないかと思う時がある




私が自分の席に着くと1人の女の子が近寄ってきた





「紗弥加ー、小島君があいさつしてくれたんだからもっと愛想よくしなよー」


紗弥加とは私の下の名前



「優ちゃん、無茶言わないで」

優ちゃんは私の幼なじみで、私が小島君を好きな事も知っている




「てゆうか、紗弥加って小島君と喋ったことあるの?」



優ちゃんの一言が私の胸をグサッと大きく突き刺した




実は私、あいさつ以外の会話をしたことがない



そんな私の心境をかんじとったのか優ちゃんが驚いた様に言った


「え、ないの?」




私は小さく頷いた



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