《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
『ホントに困るって!』




本心ではそう叫んで、
逃げ出しちゃいたかったけど。




宝石みたいに瞳を輝かせて
祈るようにあたしを見てる
瑞樹クンと目が合うと、
圧倒されて何も言えなく
なってしまった。




そして――…。




「お願いします、莉央さんっ。

オレ、最初のチーム
メイトは、莉央さんじゃ
なきゃイヤです!」



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