《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
ワケわかんないままお茶を
いれたら、ようやく部長は
話し出してくれた。




「今日から新人がひとり入る。

今別室で宇佐美が応対
してるから、そのうち
連れて来るはずだ」




「え、新人……ですか!?」




先週正月休みが明けた
ばかりの、1月のこんな
ハンパな時期に?




しかもそんな話、さっきの
朝礼でも全然言って
なかったのに。




あまりに急な話にあたしは
ポカンとしちゃう。




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