《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
もう何年もそこにあって、
しっかりとなじんでる。




――彼の、結婚指輪。





(もう、ホントにダメだ、
こんなの。

本当にあたし達は、ただの
仕事仲間に戻らなきゃ――…!)





「――もう、心配なんて
してくれなくてけっこうです。

あたしは、大丈夫ですから」




声が震えそうになるのを
必死で抑えてそう言うと、
あたしは立ち上がった。



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