《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
メイクがどうでもよければ
顔でも洗いたい気分で、
手を洗ってると。




話し声をあげながら、
後輩が二人、トイレに
入ってきた。




「あ、莉央さん。
お疲れ様でーす」




「お疲れー」




短く挨拶を交わして出て
行こうとしたんだけど――
そんなあたしを、一人が
呼び止める。




「あ、ねえねえ莉央さん、
知ってた!?」



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