嬢王と夜王の偽装恋愛
ケンカ
「莉依菜」


あ・・・。

やっぱり無視っていうわけには
いかないかぁ・・・。


「・・・」


あたしは恐る恐る
リビングにむかった。




「何怒ってんの?」

は?わかってないの?


「なんでわかんないの?」


「言ってくれなきゃわかんねーよ」


「言わなくても気づくでしょ!」



「あーまじ拉致あかね。」


「なんで京介がイライラしてんのよ」

「は?沙織のこと?」


「沙織とか気安く呼んでんなよ」

「それだけでそんな怒んなくても
よくね?」


「それだけってなに?触って触られて
ほかのキャストにきゃぁきゃぁ言われて
ニコニコして、あげくのはてに沙織って女と
ラブホ?ふざけんなっ!」



あたしは初めてこんなに怒った。


京介は口はポカンと
あいていた


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