嬢王と夜王の偽装恋愛
ちびちゃんが励ましてくれてる
気がした。



あたしはたくさんの荷物を持って
とりあえずゆいこに連絡した。


するとすぐ車で迎えに来てくれた。

「本当にごめんね?」

「ううん。平気なの?」


「うん。」


「本当に浮気だったの?」


「どこにいるのって聞いたら
仕事って言ってたし。好きって言ってって
いったら、言ってくれなかったよ。」


「そっか・・・・」


「いいの。」



「やっぱ、ホストはホストか・・」


「・・・・・」


ホスト・・。

そうだった。


京介は歌舞伎町NO1ホストだったんだね。


そりゃ、たくさん女なんているか。

あたしバカみたい。

そんなすごい男に惚れて、
あたしだけと思ってた。


京介にとっちゃ
ちびちゃんはきっと負担だったんだね。


エッチできない女に
用はなかったんだね。

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