嬢王と夜王の偽装恋愛
妊婦さん
「はぁ~やっぱ落ち着く」


「そ?そりゃ俺がいるからな」


「ぁはは~違うでしょ~」



「うっせーよ」

京介が台所に立つ
姿はやっぱかっこいいなぁ。


「お腹すいたぁ~」


「ちょっと待てよ」


「やだやだ~」

あたしは久しぶりに甘えた。


離れてた隙間を埋めるように。


「ほれ、できた」

「ん~おいしそぉぉぉ」


ご飯のニオイでツワリになるとか
いう人いるけど
あたしは逆。


食欲やばいんだよね~。


「あたし、太ったよね~?」


お肉をつまみながら言う。

「まぁな。」

「ひどっ。否定してほしかったのにぃ」


「しゃーねーじゃん?もう1人いるんだし?
元気な証拠だろ?」


「ふふ、そうだね」


「明日検診じゃねーの?」


「ん~?そぉだよ~?」


「俺も行く」


「そ、ありがとう」


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