嬢王と夜王の偽装恋愛
京夜さんは
舌打ちした。


「出ないの?」


「んー・・・」

京夜さんは悩んで
あたしから少し離れて
美姫さんの電話に出た。


「は?まじうぜー」


「てゆか、もうかけてくんな。俺
女できたし」


「どっちでもいいだろ?お前には関係ねぇ」


京夜さんはそう言って
電話を切った。



「はぁ・・・」


京夜さんは、タバコに火をつけた。


「気にすんなよ。美姫のことは
何も思ってないから」


「うん・・・わかってるよ。」



大丈夫・・。

あたしは愛されてるんだ。


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