嬢王と夜王の偽装恋愛
負けない
~華恋SIDE~



あたしは今日もお店に
出勤していた。


「失礼します。華恋です」


「華恋ちゃん・・・。」


そこには
松原さんがいた。


「松原さん・・・」


あたしは、隣に座った。

「この前はごめんな・・・」


「いえ・・。松原さんの言う通りでした。」


確かにあたしは
マクラをしていた。


「俺、やっぱ華恋ちゃんのやんわりした
空気がすきなんだ。」


「あたしの?」


「もうマクラはしない。」


「松原さん・・・」



あたしが認められたみたいで
あたしは嬉しかった。



そして今日も一生懸命
がんばって閉店時間がやってきた
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