恋愛上等!!
プロローグ
学校の帰り道を歩けば後ろから誰かにつけられる。
それで喧嘩を売られる。

喧嘩を売られれば買う。
それが私の日課。
でも殴ったりはしない。
親が煩いから。

そんな毎日が続いていた。
アイツに会うまでは。

__

「好き」

そう言われれば俺は形振り構わずOKを出す。
相手が好きで自分も好きなんだからいいだろ?
みんなよく言うじゃん。
恋愛の形は皆それぞれって。
だから俺は断ったりはしない。
それが俺の毎日。

それはあの子に会うまでの事だった。
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