Voice





私は、急いで、自分の服に着替えて、

会議室に来た。












「ふぅ。

やっぱり、ドレスは着るの辛いや。」










椅子に腰掛けて、

しみじみと、そういうと、

遠夜が、隣りで頷いて言った。







「だよな。

ドレスって窮屈だし、

ヒールの高い靴とかだと、靴ずれするし。」






「そうそう!

さすが、遠夜だね!

私が今、思ってたこと、

まるっきり、そのままだよ!」








私が共感の声をあげると、

遠夜は、笑顔で言った。









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