Voice






私は、

「はぁ?」と、

首を傾げた。





この人は、

一体何が言いたいの?





梓は、

ひと呼吸置くと、

話し続けた。









「…昨日。

ありがとう。


ピアノ伴奏、

名乗り出てくれて。




まぢで、助かった。




お前が、

いてくれなきゃ、


どうにもなんなかった。」













えっ。




















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