Voice
「すみません!
お待たせしました!
梓さんと美紀さん、
スタンバイお願いします!」
一人のスタッフさんが、
慌ててやってきた。
私と梓は、
同時に頷いた。
って、あれ?
よく見ると、
その人は
髪や服装が乱れていた。
「今、外に行ってきたけど、
今日は寒いし、風が強いぞ。」
その人は
服装を整えながら言った。
すると、
隣りにいた人が頷いて言った。
「凄いですね。
今晩は、
絶対冷え込みますよ。
確か、
Voiceの特別Liveって、
野外でやるんですよね。
心配だなぁ。」
「…えっ!!」
「何だよ?」
あっ。
思わず
声が出ちゃった。
隣にいた梓も、
周りにいた人も
驚いて、こっち見てる。